第11回漫画産業の発展を考える会 開催される

第11回「漫画産業の発展を考える会」が3月26日月曜日に、衆議院第一議員会館において、開催されました。
その模様が日本漫画家協会のHPにアップロードされましたのでお知らせします。
当HPにおいてもまもなく掲載する予定です。


日本漫画家協会HP


# by utplaw | 2013-04-11 17:16 | 漫画産業の発展を考える会事務局  

「訴訟書類の郵便史」のご紹介

昨年、岡本哲弁護士より「訴訟書類の郵便史」という資料解説本であるご高著をいただいていたのですけれども、このたびあらためて紐解きますと、訴訟書類の送達制度に関する法制史的考察たる解説があり、研究者にとっても有意義であると思われましたのでここにご紹介します。

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以下は当該書物より。
まえがき:本書は、2010年11月に東京で開催された全国切手展JAPEX01に出展され上位入賞した、次の3つのコレクション、すなわち「訴訟書類の郵便史」(岡本哲コレクション)80ページ、「書留訴訟書類・審判審査書類および特別送達書類」(成田弘コレクション)64ページおよび「特別送達郵便<訴訟書類>の変遷」(常田勇次コレクション)80ページの3作品計224ページを解説(池田が担当)とともに採録し、あわせて日本法制史の視点からみた訴訟書類送達制度に関する論考(岡本が担当)を掲載している。

著者・編者:池田 健三郎、岡本 哲 編著
体裁:A4判 272頁(内16頁カラー) 上製本
発行日:平成24年8月15日
定価:(税込)4,500円
出版社:株式会社鳴美

# by utplaw | 2013-04-07 14:53 | 佐藤より  

佐藤薫氏、自民党本部内での会議に出席

2013年3月7日木曜日、自由民主党本部(永田町)702号室において、知的財産関連の会議があり、佐藤薫氏が出席されました。
詳細については後日。

# by utplaw | 2013-03-08 23:22 | 漫画産業の発展を考える会事務局  

第10回 「漫画産業の発展を考える会」開催される

第10回 「漫画産業の発展を考える会」開催

2013年2月25日月曜日、衆議院第一議員会館会議室で第10回目の「漫画産業の発展を考える会」(佐藤薫座長、大阪大学大学院医学系研究科招聘教授、漫画家協会著作権委員)が開催されました。

今回のテーマは2題。
「電子認証システム、セキュリティアプリケーションの具体的解説による権利保護方法」
「中国、ベトナム、タイ等諸外国に対する知的財産(主に漫画)の電子配信及びその他活用事例」
報告者は、元衆議院議員で弁護士の錦織淳氏

佐藤薫座長の司会で、まず中山義活元経済産業委員長の挨拶があり、漫画芸術家である松本零士氏が、国際化、ネット、電子化などの現実に法律がまったく追いついていない現状について言及された。松本氏は、「日本の漫画はケニアやアマゾンの奥地でも入手できる。それほど人気がある。」ことを強調され、佐藤座長の漫画家を護る組織も必要だが、その前提として著作権の保護期間延長が望まれるとの発言を受け、松本氏はさらに、死後50年では世界基準に合わない、手塚治虫氏の著作権はあと25年しかなく日本の財産がまたひとつ失われると嘆かれました。
この発言に対して、知的財産法学の重鎮である紋谷暢男氏からは、「学者の中で延長を反対する者はいない。」と述べられ、貴重な意見が提出されました。
その後、錦織氏による権利保護の有り様に関する有意義な報告があり、日本音楽事業者協会副会長の高木良夫氏は漫画と音楽の違いについて触れ、独自の組織が必要であるとの認識にたった発言があり、活発に意見が交わされるなか会議は終了しました。

次回は3月を予定しています。



日本漫画家協会HPもご覧ください。

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文:平 写真:漫画産業の発展を考える会事務局

# by utplaw | 2013-03-08 23:14 | 漫画産業の発展を考える会事務局  

第9回「漫画産業の発展を考える会」が国会会議室において開催さる

第9回「漫画産業の発展を考える会」が国会会議室において開催さる

 先月になるが2013年1月29日火曜日、衆議院第一議員会館会議室において、第9回「漫画産業の発展を考える会」(佐藤薫座長、大阪大学大学院招聘教授、日本漫画家協会著作権委員)が開催された。
 今回は「日本漫画の国際事情」と題してイタリアの漫画文化評論家であるシモーナ・スタンザーニ(Simona Stanzani)氏の報告があった。イタリア、フランス、スペインでの日本漫画フェスティバルの様子や、日本の代表的な漫画家の作品をあげ、イタリアはもとより他のヨーロッパ諸国においても人気があることを裏付けた。
つぎに「漫画管理組織の必要性について」中山義活氏(前経済産業委員長)から10分ほど熱意に満ちた報告があり「漫画家を護るための組織が必要である」と結んだ。その後佐藤座長より小児科病棟での漫画作品の応用やフリーカルチャーとの関わり等における漫画管理組織の必要性に関して具体的な報告がなされた。
大学関係者や総務省、経済産業省などの省庁ならびに日本音楽事業者協会や著名な小説家らで組織される著作権管理団体などの理事長、役職者のほか、業界最大手の企業、法曹らが多数参加するなか、佐藤座長は「漫画作品を創作する漫画芸術家は偉大である。だからこそ真に漫画家を護る組織が必要なのです。」と語り会議は終了した。
 次回は特許権を取得した電子認証システムやセキュリティアプリケーションを用いた権利保護の方法。そして、中国、ベトナム、タイ等諸外国に対する知的財産である漫画の電子配信および漫画を活用した語学教育その他活用事例について報告がなされる予定である。

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日本漫画家協会ホームページ(『佐藤薫の最新情報を検索』をクリック)も
ご参照ください。

(文:平岡氏、写真:「漫画産業の発展を考える会」事務局)

# by utplaw | 2013-02-13 17:34 | 漫画産業の発展を考える会事務局