「漫画産業の発展を考える会」開催される

「漫画産業の発展を考える会」が設立され、2012年4月24日火曜日にその第1回目の会議が国会内の会議室において開催されました。

「漫画産業の発展を考える会」の座長に就任した佐藤薫氏(大阪大学大学院招聘教授・日本漫画家協会著作権委員)による開催あいさつおよび第1回勉強会が行われました。
開催に際して大畠章宏元経済産業相、中山義活衆院議員により本会の重要性などに関するお話しがあり、漫画家の松本零士氏、ちばてつや氏らが委員としてそれぞれ発言されました。その他各界の第一線で活躍されている方々が参加し有意義な会議になりました。

本会は、漫画産業に関する諸々の問題について検討するものであり、漫画産業に関わるありとあらゆる法を総合して知的創造物法と称することにしこれに基づいて検討しつつ、様々な観点から考察を加えわが国の漫画産業の発展に、ひいては漫画文化の発展に寄与することを目的とするものです。

初回は座長の佐藤薫氏が知的財産とはなにか、それを守るための法律にはどのようなものがあるのか、さらにまた特殊なアプリケーションプログラムにより静止画漫画を動画化した松本零士氏の作品に係る銀河鉄道999を例にあげ知的創造物法という新たな法概念の必要性などについて説明されました。最後に松本氏から立法論にかかわる発言があり第1回目の勉強会は終了しました。

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「漫画産業の発展を考える会」事務局撮影
手前左からちばてつや、松本零士、佐藤薫


次回の開催は5月を予定しております。

その他の委員(五十音順、敬称略):伊礼勇吉(東京弁護士会元会長、日本弁護士連合会元副会長)、大野ゆう子(大阪大学大学院医学系研究科教授)、神林一夫(日本音楽事業者協会メディアネットワーク委員会担当理事)、小池晃(内閣官房知的財産戦略会議元委員、日本弁理士会元会長)、杉田このみ(一橋大学情報化統括本部情報基盤センター助手)、高木良夫(日本音楽事業者協会副会長)、蓮見圭一(第126回直木賞大衆選考会推薦候補作家)
参加者一部(五十音順、敬称略):池田聖理子(池田理代子プロダクション)、伊礼竜之助(弁護士、伊礼綜合法律事務所)、ウノ・カマキリ(漫画家、日本漫画家協会常務理事)、大石容子(イラストレーター、日本漫画家協会会報部員)、雑賀公美子(国立がん研究センター研究員)、里中満智子(漫画家、マンガジャパン代表、デジタルマンガ協会副会長)、高野日出夫(シンエイ動画株式会社取締役)、竹宮惠子(漫画家、京都精華大学マンガ学部長)、花村えい子(漫画家、フランス・ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール ーSociété Nationale des Beaux Artsー 正会員)、林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学前学長、NTTアメリカ元代表取締役社長)、矢口高雄(漫画家、日本漫画家協会理事)、矢野功(漫画家、日本漫画家協会理事)、前山寛邦(コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社執行役員)、森大輔(弁護士、伊礼綜合法律事務所)、わたなべまさこ(漫画家、日本漫画家協会理事)ほか
経済産業省、総務省、特許庁ほか


読売新聞(2012年4月25日朝刊)記事

日本漫画家協会(2012年4月27日)記事

本会へのお問い合わせまたは佐藤薫氏へのご連絡は
kaorumanga@gmail.com
宛てにお願いします。

by utplaw | 2012-05-06 20:30 | 漫画産業の発展を考える会事務局  

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